おもちゃ買取ドットJPは毎月たくさんレトロ玩具を高額買取させていただいています。
コラムの12回めにご紹介するのはその中でもかなりレアな『ビッグX(ビッグエックス)』
作者と作品の関係を交えながら簡潔に紹介したいと思います。
「鉄腕アトム」放送時に連載開始!
『ビッグX』が発表されたのは1963年。
後に現在の月刊少年ジャンプに統合される集英社の漫画雑誌「少年ブック」にて連載がスタートしました。
作者は現代的な漫画の創始者である手塚治虫。
この年には、自ら設立した虫プロダクション制作によるテレビアニメ「鉄腕アトム」の放送も始まっています。
『ビッグX』という薬でヒーローに?斬新な設定
作品名である『ビッグX』は、生物の強靭化と巨大化を実現する薬品の名称であり、主人公の朝雲昭がこの薬品の力で正義のヒーローになったときの名前でもあります。
シャープペンシルに仕込んだ薬品を注射して変身するという発想は医師免許を持っていた手塚治虫らしいですが、今考えるとかなり斬新な設定と言えるでしょう。
手塚治虫のこだわり、設定に合わせたスタイル
発売されているレトロ玩具を見ると分かるとおり、『ビッグX』は羽飾りの付いたヘルメットをかぶり、真紅のダブルボタンのスーツにマントとブーツというスタイルです。
ナチスドイツが開発したという設定を考えると、手塚治虫が同国の軍服や中世ヨーロッパの騎士をモチーフにしたと考えられそうですね。
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