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人気キャラクター紹介№24『ジョジョの奇妙な冒険』

※当記事にはプロモーションが含まれています

 

 

人気キャラクター紹介№24『ジョジョの奇妙な冒険』

人気キャラクター紹介№24『ジョジョの奇妙な冒険』

こちらのコラムの第24弾としてピックアップするのは『ジョジョの奇妙な冒険』 おもちゃ買取ドットJPが高額買取しているアイテムの中でも、とくにフィギュアが多い作品のひとつです。ここでは作中に登場するスタンドを中心に紹介します。

ジョジョが連載を開始したのは1987年

『ジョジョの奇妙な冒険』が集英社の週刊少年ジャンプで連載を開始したのは1987年。2021年12月時点では第8部まで終了し、噂どおりなら次の第9部でシリーズ完結となります。登場人物が同じではないものの、30年以上に渡って読者を魅了し続けている漫画はかなり稀な例と言えるでしょう。

スタンドの魅力とデザイン性の高さで人気が加速

『ジョジョの奇妙な冒険』でキャラクターグッズの人気を決定的にしたのは、3部から登場したスタンドです。スタンドとは作中の登場人物たちの精神が生み出す物理的な力を持った存在のことで、そのおしゃれな造形や固有の能力が物語と相まってとても魅力的に描かれています。

冒頭にも書いたとおり、『ジョジョの奇妙な冒険』のグッズで突出しているのはやはりフィギュアです。中でも数多くリリースされているのは第3部から第5部に登場したキャラクターとスタンドたち。飾り映えするフィギュアはコレクターズアイテムとして日本だけでなく海外でも高い人気をほこっています。

周到に準備された人気作の連載

おもちゃ買取ドットJPでは、フィギュアをはじめたとした ジョジョの奇妙な冒険のキャラクター商品を高額買取中!

MEDICOM TOY(メディコム・トイ)のREAL ACTION HEROES(RAH)シリーズ
メディコス・エンタテインメントの超像可動シリーズ
などには買取強化中のものがたくさんあります(※)。

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人気キャラクター紹介№23『ドラゴンボール』

 

 

人気キャラクター紹介№23『ドラゴンボール』

日本はもちろん海外でも絶大な人気をほこる『ドラゴンボール』
お宝グッズも数多くリリースされていて、おもちゃ買取ドットJPでも頻繁に高額買取している作品です。
今回は企画の初期段階と終了間際のエピソードについて見てみましょう。

周到に準備された人気作の連載

『ドラゴンボール』は1984年11月~1995年6月にかけて集英社の週刊少年ジャンプに連載されました。
作者は鳥山明。
有名な担当編集者と『ドラゴンボール』の企画を進めたのは前作である『Dr.スランプ』の連載中
アイディアが尽きる前に次回作の構想を練るのは用意周到と言えますね。

5週連続カラーという破格のスタート

『Dr.スランプ』が人気作だっただけに、『ドラゴンボール』の連載は5週連続カラーという破格のスタートとなりました。
ですが期待に反して人気は少しずつ下降してしまいます。
そこでテコ入れのために企画されたのが、作中で開催される武術大会「天下一武道会」でした。

社会現象と言えるほどの人気を獲得

バトル漫画の王道とも言えるこのエピソードは見事にファンをとらえ、以後連載終了まで他の作品を圧倒するほど支持を得ます。
アニメ化されたのが同時期であったことからも当時の熱狂がうかがえますね。
さらにゲームソフトなどの関連商品も大ヒットして社会現象と言えるほどの人気を獲得。
連載終了時期について関係各社で会議が必要になったそうですから、『ドラゴンボール』は漫画が巨大なビジネスになるきっかけになった作品としても評価できます。

ドラゴンボール含む鳥山明作品のフィギュアやプラモデルを高価買取しています

おもちゃ買取ドットJPでは、超合金やフィギュアなど、ドラゴンボールのキャラクター商品を高額買取中! とくに一番くじやプレミアムバンダイからリリースされたフィギュアは高額買取可能です(※)。
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※買取価格は変更になる場合があります。

 

 

セル画について調べてみた!

 

 

セル画について調べてみた! – セル画の歴史からプレミア物としての価値まで

セル画について調べてみた!

セル画について調べてみた!

セル画はかつて、アニメの主要な制作方法として用いられていました。
現在ではデジタル描画に取って代わってしまいましたが、手描きで作られたセル画は現在でもコレクションとしての価値を持っています
今回はそんなセル画について調べてみました。

セル画とは?

セル画とは? - ドラゴンボール初期のセル画 (ランチさん)

セル画はセルアニメといわれるアニメの制作方法で使われる画材です。
セルは透明なシートでセルロイドという素材から作られていたため、セルと呼ばれるようになりました。
背景画を紙に描き、その上にセルに描いた絵を複数枚重ねて、動く部分のみを差し替えていくことで、動きを出していく表現方法になります。
分かりやすくいうと、パラパラ漫画のような感じです。

セルの素材には、1910年代〜1950年代はセルロイドが使われていました。
セルロイドは映画のフィルムにも使われている素材でしたが、熱に弱いため自然発火するリスクがあるというデメリットがありました。
そのため、不燃性素材の開発が進められ、1950年代からはトリアセチルセルロース(TAC)という素材が使われ始めました。

セル画の歴史

セル画の歴史 - あしたのジョー

・セル画式アニメの始まり

日本のアニメは世界中で人気で、今や日本の文化ともいえますが、初めてセル画によりアニメが制作されたのは日本ではなく、1914年アメリカでジョン・ランドルフ・ブレイが初だといわれています。
その時は背景画をセルに描く方法がとられていましたが、同じ年にアール・ハードが背景を紙に描く方法を考案し、それが普及していきました。

日本では、1927年に大藤信郎が「鯨」という影絵アニメで一部セルを使用したものが初だといわれています。
それ以外は、1930年代ではまだアニメは切り絵で制作されることが一般的でした。
セルアニメが切り絵アニメよりも良いことは知られていましたが、まだアニメはそこまで普及しておらず、制作スタジオの規模も小さかったため高価なセルを導入できずにいたのです。

その後、日本では、カメラフィルムで有名な富士写真フィルムが発売していたものが独占的に使われ始め、セル画が普及していきました。
1985年代ごろからは、アメリカとの合作で作られたコダック社のTACが、価格が安いということで使われることもありました。

・デジタルへの移行とセル画式アニメの終了

1990年代後半からは、デジタルの描画技術が発達したことで、アニメにも取り入れられるようになってきました。
2000年に入るとよりその動きは強まり、フルデジタルで制作する会社が増えていきます。
これにより、セルの入手が難しくなっていくことも懸念され、現在ではほぼすべてのアニメがデジタルにより制作されています。

セル画の製作工程

セル画の入手方法とは? - ドラゴンボール初期 悟空

・トレース

セル画式アニメは前述の通り、パラパラ漫画のように絵を少しづつ動かしていく方式をとりますので、似たような絵を多く描く必要があります。
そのため、トレースという作業が欠かせません。
昔は手作業でトレースされていましたが、後にトレースマシンという紙に描かれた絵をセルに転写できるマシンが導入されました。
トレースの工程では線画だけをトレースし、次の工程で彩色します。

・彩色(さいしき)

トレース後は彩色を行います。彩色に使われる塗料は専用の塗料である「アニメカラー」というものでした。
アニメカラーはビニール系水性塗料で、色の数は少なかったものの、特注カラーを発注することも可能でした。
着色はトレースした線画とは反対の裏面に着色します。
そのため、線画の輪郭線はそのまま残ることになります。
彩色は複数人で行うため、色を統一させ段階的に表現する方法がとられていました。このような色の塗り方はアニメ塗りと呼ばれ、現在ではデジタル絵の着色にもこの技法が使われることがあります。

・セル洗い

アニメカラーは水性ですので、水洗いすることで、セルを再利用することが可能でした。
1本のアニメに使われるセルは大量にあるため、コストを抑える目的で使用済みのセルは洗浄した後に再利用されました
しかし何度も使えるというわけではなく、洗浄に薬品を使っていたため、セルがシワになってしまったり傷がついてしまったりで、2〜3回しか使えませんでした。
このセル洗いの工程は、主に新人が行うことが普通でした。

セル画発祥の地であるアメリカですらセル画は高価だったため、セル洗いは行われていました。
しかし価格が低下してくると再利用したセル画の傷が目立ってしまい、テレビに表示したときに見た目が悪くなることから、セル洗いをせずに使い捨てされるか、商業利用目的などで使われるようになりました。

・商業利用

セル画は廃棄・保管されるほか、映画の初回放映などでファンへのプレゼント、記念品として提供されていましたが、コレクターなどから人気が集まり、アニメショップなどで販売されるようになりました。
デジタルに移行した現在でも、ファンへのプレゼントなどでセル画が作られることもありますが、これはもちろん実際のアニメでは使われていませんし、ほとんどのものが印刷物です。

セル画の入手方法とは?

セル画の製作工程 - ドラゴンボール初期 ベジータ セル画

前述のように、以前はプレゼントや購入により入手することができたセル画ですが、現在では、当時使われていたセル画を入手するには、専門に取り扱っている店で購入する、譲渡してもらうネットオークションやフリマで購入するなどの方法があります。

セル画について。まとめ

セル画について。まとめ - クラリス(カリオストロの城)
時代の変化により、様々なものがデジタルに変わっていきます。
そうなると、アナログのものは価値が高まってきて、入手が難しくなったり高額で取引されるのが普通です。
セル画も例外ではなく、特に現在でも人気のアニメは高額で取引されることもあります。
もしセル画を持っているなら、いくらになるのか確認してみるのもいいかもしれませんね。
おもちゃ買取ドットJP セル画買取部門

 

 

人気キャラクター紹介№22『聖闘士星矢』

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人気キャラクター紹介№22『聖闘士星矢』

人気キャラクター紹介№22『聖闘士星矢』

当コラム22回目として取り上げるのは『聖闘士星矢』
レトロ玩具を取り扱うことでおなじみのおもちゃ買取ドットJPですが、こうした比較的新しい作品もたくさん高額買取しています。ここでは漫画の企画意図やおもちゃの展開について見てみましょう。

 

週刊少年ジャンプでスタート

『聖闘士星矢』の連載が集英社の週刊少年ジャンプでスタートしたのは1985年。その後は雑誌や出版社を変えながら、派生作品を含めて現在まで30年以上にわたって描き続けれています。

聖衣(クロス)の精工なギミック

『聖闘士星矢』の魅力のひとつはキャラクターたちが身につける聖衣(クロス)です。少年読者からの支持を獲得するためにプラモデルの要素が取り入れられたというこの西洋風の甲冑は、そのデザインと精工なギミックで狙いどおり大人気となりました。

黄金聖闘士(ゴールドセイント)デザイン裏話

漫画版と初期のテレビアニメで主人公たちの聖衣のデザインが異なっていますが、これはスポンサーであるバンダイから、繰り返して遊べるように甲冑部分をより多くすることを要請されたからと言われています。後に登場する黄金聖闘士(ゴールドセイント)はより線が多く体を覆う部分も増えていることから、漫画とおもちゃが刺激しあいながら人気作品を作り上げたと言えるかもしれません。

女子読者を引き込むアイデア

少年誌での連載でありながら女の子の読者が多かったことも『聖闘士星矢』の特徴に挙げられます。企画段階で女子読者を引き込むためにギリシャ神話をモチーフにする案が採用されたと知ると、人気獲得に向けて綿密にプランが練られたのが伺えますね。

 

おもちゃ買取ドットJPでは、アクションフィギュアの聖闘士聖衣神話シリーズをはじめとして、聖闘士星矢のキャラクター商品を高額買取中!

聖闘士星矢 買取

セル画などフィギュア以外も買取しています。

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※買取価格は変更になる場合があります。

人気キャラクター紹介№20『ザ・ビートルズ』

人気キャラクター紹介№20『ザ・ビートルズ』

人気キャラクター紹介№20『ザ・ビートルズ』

おもちゃ買取ドットJPのこちらのコラムではこれまでアニメや漫画など創作された作品を紹介してきました。今月は趣向を変えて、実在のバンド『ザ・ビートルズ』(The Beatles)の登場です。どんなキャラクターグッズがあるのかを中心に見てみましょう。

 

総売上枚数が6億枚

『ザ・ビートルズ』がレコードデビューしたのは1962年。その後解散状態となる1970年までに12作のオリジナル・アルバムをリリースし、全英アルバムチャートではそのうち11作が週間1位に輝いています。レコードやカセットにはじまり、CD、ダウンロード、ストリーミングまで含めると総売上枚数が6億枚を超えると言われますから、いかに世界の音楽に影響を与えたかが分かりますね。

アニメ映画「イエローサブマリン」

おもちゃ買取ドットJP的な『ザ・ビートルズ』の話題としては、アニメ映画「イエローサブマリン」のサウンドトラックとして発売された同名アルバムが、全英アルバムチャートで唯一週間1位を獲得しなかったことが挙げられます(最高で3位)。アーティスティックな映画であったためか、当時キャラクターグッズは作られなかったようでそういった点も残念に感じられます。

『ザ・ビートルズ』のキャラクターグッズ

その他の『ザ・ビートルズ』のキャラクターグッズとしては、彼らの出身地から、ロンドンバスやロンドンタクシーにロゴ・写真がプリントされたおもちゃがリリースされています。また、少しジャンルが異なりますが缶バッジなども数多く出回っていて、比較的容易に入手できるコレクターズアイテムの一つになっています。

 

おもちゃ買取ドットJPでは、ザ・ビートルズのキャラクターグッズを高額買取中!

The Beatles(ビートルズ) グッズ買取

とくに「ビートルズ 首振り人形」などフィギュア系は人気アイテムの筆頭です。
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人気キャラクター紹介№12『ビッグX』

 

 

人気キャラクター紹介№12『ビッグX』

人気キャラクター紹介№12『ビッグX』

おもちゃ買取ドットJPは毎月たくさんレトロ玩具を高額買取させていただいています。

コラムの12回めにご紹介するのはその中でもかなりレアな『ビッグX(ビッグエックス)』

作者と作品の関係を交えながら簡潔に紹介したいと思います。

 

「鉄腕アトム」放送時に連載開始!

『ビッグX』が発表されたのは1963年

後に現在の月刊少年ジャンプに統合される集英社の漫画雑誌「少年ブック」にて連載がスタートしました。

作者は現代的な漫画の創始者である手塚治虫

この年には、自ら設立した虫プロダクション制作によるテレビアニメ「鉄腕アトム」の放送も始まっています。

 

『ビッグX』という薬でヒーローに?斬新な設定

作品名である『ビッグX』は、生物の強靭化と巨大化を実現する薬品の名称であり、主人公の朝雲昭がこの薬品の力で正義のヒーローになったときの名前でもあります。

シャープペンシルに仕込んだ薬品を注射して変身するという発想は医師免許を持っていた手塚治虫らしいですが、今考えるとかなり斬新な設定と言えるでしょう。

 

手塚治虫のこだわり、設定に合わせたスタイル

発売されているレトロ玩具を見ると分かるとおり、『ビッグX』は羽飾りの付いたヘルメットをかぶり、真紅のダブルボタンのスーツにマントとブーツというスタイルです。

ナチスドイツが開発したという設定を考えると、手塚治虫が同国の軍服や中世ヨーロッパの騎士をモチーフにしたと考えられそうですね。

 

おもちゃ買取ドットJPでは、ソフビ、ブリキ、プラモデルなど『ビッグX』のキャラクター商品を高額買取中!

ビッグXシリーズ買取

「野村トーイ 電動歩行 ブリキ ビッグX」
「浅草玩具 オートバイ ブリキ ビッグX」

合わせて超合金、ソフビなどの買取も継続的に実施しています。
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セル画について調べてみた!

 

 

セル画について調べてみた!

セル画について調べてみた!

セル画はかつて、アニメの主要な制作方法として用いられていました。
現在ではデジタル描画に取って代わってしまいましたが、手描きで作られたセル画は現在でもコレクションとしての価値を持っています
今回はそんなセル画について調べてみました。

■セル画とは?

セル画はセルアニメといわれるアニメの制作方法で使われる画材です。
セルは透明なシートでセルロイドという素材から作られていたため、セルと呼ばれるようになりました。
背景画を紙に描き、その上にセルに描いた絵を複数枚重ねて、動く部分のみを差し替えていくことで、動きを出していく表現方法になります。
分かりやすくいうと、パラパラ漫画のような感じです。

セルの素材には、1910年代〜1950年代はセルロイドが使われていました。
セルロイドは映画のフィルムにも使われている素材でしたが、熱に弱いため自然発火するリスクがあるというデメリットがありました。
そのため、不燃性素材の開発が進められ、1950年代からはトリアセチルセルロース(TAC)という素材が使われ始めました。

ドラゴンボール初期のセル画 (ランチさん)

■セル画の歴史
・セル画式アニメの始まり

日本のアニメは世界中で人気で、今や日本の文化ともいえますが、初めてセル画によりアニメが制作されたのは日本ではなく、1914年アメリカでジョン・ランドルフ・ブレイが初だといわれています。
その時は背景画をセルに描く方法がとられていましたが、同じ年にアール・ハードが背景を紙に描く方法を考案し、それが普及していきました。

日本では、1927年に大藤信郎が「鯨」という影絵アニメで一部セルを使用したものが初だといわれています。
それ以外は、1930年代ではまだアニメは切り絵で制作されることが一般的でした。
セルアニメが切り絵アニメよりも良いことは知られていましたが、まだアニメはそこまで普及しておらず、制作スタジオの規模も小さかったため高価なセルを導入できずにいたのです。

その後、日本では、カメラフィルムで有名な富士写真フィルムが発売していたものが独占的に使われ始め、セル画が普及していきました。
1985年代ごろからは、アメリカとの合作で作られたコダック社のTACが、価格が安いということで使われることもありました。

・デジタルへの移行とセル画式アニメの終了

1990年代後半からは、デジタルの描画技術が発達したことで、アニメにも取り入れられるようになってきました。
2000年に入るとよりその動きは強まり、フルデジタルで制作する会社が増えていきます。
これにより、セルの入手が難しくなっていくことも懸念され、現在ではほぼすべてのアニメがデジタルにより制作されています。

ドラゴンボール初期 ベジータ セル画

■製作工程
・トレース

セル画式アニメは前述の通り、パラパラ漫画のように絵を少しづつ動かしていく方式をとりますので、似たような絵を多く描く必要があります。
そのため、トレースという作業が欠かせません。
昔は手作業でトレースされていましたが、後にトレースマシンという紙に描かれた絵をセルに転写できるマシンが導入されました。
トレースの工程では線画だけをトレースし、次の工程で彩色します。

・彩色(さいしき)

トレース後は彩色を行います。彩色に使われる塗料は専用の塗料である「アニメカラー」というものでした。
アニメカラーはビニール系水性塗料で、色の数は少なかったものの、特注カラーを発注することも可能でした。
着色はトレースした線画とは反対の裏面に着色します。
そのため、線画の輪郭線はそのまま残ることになります。
彩色は複数人で行うため、色を統一させ段階的に表現する方法がとられていました。このような色の塗り方はアニメ塗りと呼ばれ、現在ではデジタル絵の着色にもこの技法が使われることがあります。

・セル洗い

アニメカラーは水性ですので、水洗いすることで、セルを再利用することが可能でした。
1本のアニメに使われるセルは大量にあるため、コストを抑える目的で使用済みのセルは洗浄した後に再利用されました
しかし何度も使えるというわけではなく、洗浄に薬品を使っていたため、セルがシワになってしまったり傷がついてしまったりで、2〜3回しか使えませんでした。
このセル洗いの工程は、主に新人が行うことが普通でした。

セル画発祥の地であるアメリカですらセル画は高価だったため、セル洗いは行われていました。
しかし価格が低下してくると再利用したセル画の傷が目立ってしまい、テレビに表示したときに見た目が悪くなることから、セル洗いをせずに使い捨てされるか、商業利用目的などで使われるようになりました。

・商業利用

セル画は廃棄・保管されるほか、映画の初回放映などでファンへのプレゼント、記念品として提供されていましたが、コレクターなどから人気が集まり、アニメショップなどで販売されるようになりました。
デジタルに移行した現在でも、ファンへのプレゼントなどでセル画が作られることもありますが、これはもちろん実際のアニメでは使われていませんし、ほとんどのものが印刷物です。

ドラゴンボール初期 悟空

■セル画の入手方法とは?

前述のように、以前はプレゼントや購入により入手することができたセル画ですが、現在では、当時使われていたセル画を入手するには、専門に取り扱っている店で購入する、譲渡してもらうネットオークションやフリマで購入するなどの方法があります。

■まとめ

時代の変化により、様々なものがデジタルに変わっていきます。
そうなると、アナログのものは価値が高まってきて、入手が難しくなったり高額で取引されるのが普通です。
セル画も例外ではなく、特に現在でも人気のアニメは高額で取引されることもあります。
もしセル画を持っているなら、いくらになるのか確認してみるのもいいかもしれませんね。

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人気キャラクター紹介№11『月光仮面』

 

 

人気キャラクター紹介№11『月光仮面』

人気キャラクター紹介№11『月光仮面』

今回のおもちゃ買取ドットJP 人気キャラクター紹介は『月光仮面』

扱っているレトロ玩具の中でも最古参の作品のひとつです。

昔のヒーローものという以外にもいろいろと面白いエピソードがあるので、ここではそのいくつかを見てみましょう。

 

フィルム収録されたテレビ映画としては日本で2番めに古い作品

KRテレビ(現在のTBSテレビ)にて『月光仮面』がスタートしたのは1958年(昭和33年)2月

前年に同時間帯で放送されていたコミカルな時代劇『ぽんぽこ物語』に次いで、フィルム収録されたテレビ映画としては日本で2番めに古い作品となります。

 

『月光仮面』制作秘話。低予算を考慮した苦肉の策

『月光仮面』の制作費は、当時の一般的なテレビ番組の3分の1ほどしかなかったと言われています。

そのため野外撮影が多く、室内シーンでは探偵事務所として応接間を利用するなど、スタジオの代わりに企画者の自宅が使われました。

また、『月光仮面』は悪役たちも仮面や覆面を付けて登場しますが、これもキャストの代役が簡単にできるようにという低予算を考慮した苦肉の策だったことが知られています。

 

『月光仮面』から発せられる創意と情熱の源は

今から70年以上前に製作された番組という以外に作品から漂う良い意味でのチープ感は、こうした工夫から生まれました。

レトロ玩具の根強い人気も、『月光仮面』から発せられる創意と情熱の賜物であると言えるのではないでしょうか。

 

おもちゃ買取ドットJPでは、ソフビ、ブリキ、プラモデルなど『月光仮面』のキャラクター商品を高額買取中!

月光仮面シリーズ買取

「野村トーイ 月光仮面 ブリキ製スペースガン」
「バンダイ 月光仮面 プラモデル」
「ヨネザワ玩具 月光仮面 ブリキオートバイ 月光号」

などのレトロ玩具が買取強化商品になっています。
お宝グッズを見つけたら、ぜひおもちゃ買取ドットJPにお知らせください!

※買取価格は変更になる場合があります。

 

 

人気キャラクター紹介№10『マジンガーZ』

 

 

人気キャラクター紹介№10『マジンガーZ』

人気キャラクター紹介№10『マジンガーZ』

おもちゃ買取ドットJPで扱うレトロ玩具の中から、作品の概要や製作の背景を紹介するこちらのシリーズ、10回目としてピックアップするのは『マジンガーZ』です。

大人気の搭乗型ロボットアニメとして後の作品やおもちゃ業界にどのような影響を与えたのでしょうか。

 

乗り物の延長線上にロボット

『マジンガーZ』は、原作者である永井豪が渋滞の道路を見て、「脚があれば前の自動車をまたいで行ける」と思ったことから構想されました。

乗り物の延長線上にロボットがあるというアイディアは今でこそ珍しくありませんが、当時リモコンで操縦する「鉄人28号」がメジャーであったことを考えると画期的な発想と言えます。

 

独特なロボットの造形やストーリーから一躍人気

週間少年ジャンプで『マジンガーZ』の連載が始まったのは1972年(昭和47年)10月。

フジテレビでアニメがスタートしたのは同年12月です。

その独特なロボットの造形やストーリーから一躍人気となり、超合金やジャンボマシンダー(ポリエチレンもしくはソフビを素材にした約60cmのヒーロー人形)などが爆発的にヒットしました。

 

漫画雑誌で内部構造を図解

『マジンガーZ』は、たとえば漫画雑誌で内部構造を図解するなど、アニメで表現されていない部分を他媒体で補完する手法を用いた最初の作品ではないかと言われています。

今なお人気があるのは、こうして上手に子供心を掴んだ結果と考えられるかもしれませんね。

 

ジャンボマシンダーや超合金、ブリキロボットなど高値でお買取しております

おもちゃ買取ドットJPでは、超合金、ソフビ、ブリキなど、マジンガーZのキャラクター商品を高額買取中!

マジンガーZ 買取

「マジンガーZ ジャンボマシンダー対キングダンX-10」
「マジンガーZ 出動!光子力研究所セット」
「マジンガーZ ジャンボマシンダー ロクロン」

などなど、ポピーから発売されたおもちゃを中心に買取させていただいています。
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人気キャラクター紹介№8『黄金バット』

 

 

黄金バット

今日はとくにおじいちゃん世代に懐かしい作品、『黄金バット』を紹介します。

昭和一桁代に創作された、おもちゃ買取ドットJPでもちょっとレアなキャラクターですが、どのような背景で誕生し、子供たちの人気キャラクターになっていったのでしょうか。

 

紙芝居「黒バット」シリーズから黄金バットへ

『黄金バット』が、鈴木一郎の原作をもとに永松健夫の作画によって誕生したのは1930年(昭和5年)。

原案は白骨のマスクを着けた怪盗が活躍する紙芝居「黒バット」シリーズで、『黄金バット』は同作品の最終話で正義のヒーローとして初登場しました。

 

子ども達の心を捉えた黄金の骸骨の高笑い

人気作品の主役交代という演出もさることながら、『黄金バット』というタイトルの絶妙さや、全身金色に輝く骸骨のコスチュームと黒マントというビジュアルは子供たちに大好評となり、またたく間に他に類を見ないほどのヒット作になっています。

『黄金バット』でもうひとつ強く印象に残るのは登場時の高笑いです。

採用されたのが紙芝居時代からか1947~48年(昭和25~26年)に刊行された単行本なのかはっきりしませんが、1950年(昭和25年)に製作された実写映画の予告編ですでは使われているのが確認できます。

 

不気味で得体の知れない魅力の虜

1940~70年代に作られたブリキやソフビのおもちゃは、現代の洗練された造形とは異なる独特な趣があります。

『黄金バット』のような不気味なキャラクターが子供向けのおもちゃになっている姿は、先ほどの高笑いにも似てどこかシュールな味わいがあり、そういったところも根強いファンがいる一因と言えるでしょう。

 

不気味で得体の知れない魅力の虜

おもちゃ買取ドットJPではソフビ、ブリキなど、黄金バットのキャラクター商品を高額買取中!

黄金バットシリーズ買取

買取強化商品は、
「ヨネザワ 黄金バット ブリキ製戦車」
「野村トーイ 黄金バット ブリキ製電動式歩行人形」
「三浦トーイ 黄金バット ブリキ製三輪車人形 」

などです。
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人気キャラクター紹介№7『快獣ブースカ』

 

 

人気キャラクター紹介№7『快獣ブースカ』

当コーナーで今回取り上げるのは『快獣ブースカ』 これまで紹介してきた作品と比べるとややマイナーな印象がありますが、レトロ玩具の人気は高く、おもちゃ買取ドットJPでもたくさん取り扱っています。

製作背景とキャラクターについて見てみましょう。

 

普通の家庭にブースカが!?

『快獣ブースカ』は円谷特技プロダクション(現在の円谷プロダクション)と東宝によって製作され、日本テレビ系列で1966年11月~1967年9月まで放送されました。
普通の家庭に特殊なキャラクターが存在するという設定は、当時の人気漫画、藤子不二雄の「オバケのQ太郎」などに影響を受けたと言われています。

 

ギャグ漫画のような演出の特撮シリーズ

特撮の手法を用いてギャグ漫画のような演出を生み出すことも企画段階から意図されていて、こうしたエピソードからは、円谷特技プロの職人的なチャレンジ精神や、他媒体に細やかにアンテナを張るクリエイターとしての感性を知ることが出来ます。

 

味のある『快獣ブースカ』

『快獣ブースカ』の放送当時のキャラクターは、最近発売されているぬいぐるみなどと比べると造形が洗練されているとは言い難いですが、日常の中にいる怪獣(快獣)の草分け的存在であるのを考えれば、時代背景と相まって味わい深く感じられるのではないでしょうか。
リファインされた特撮ドラマも見てみたいですね。

 

おもちゃ買取ドットJPでは、電動プラモデル、ソフビ、ブリキなど、快獣ブースカのキャラクター商品を高額買取中!

快獣ブースカシリーズ買取

「快獣ブースカ 電動プラモデル」
「デラックス 快獣ブースカ ソフビ」
「快獣ブースカ 電動式ブリキ人形」

などなど、主にマルサンから発売されたレトロ玩具が買取強化商品になっています。

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人気キャラクター紹介№6『マグマ大使』

 

 

マグマ大使

今日は前回から引き続いて、日本漫画界の巨匠・手塚治虫の作品から『マグマ大使』を紹介します。

おもちゃ買取ドットJPでもよく買取させていただく作品ですが、漫画や特撮ドラマにはどのようなエピソードがあるのでしょうか。

 

『マグマ大使』は地球の創造主であるアースによって作られた

『マグマ大使』は、月間漫画雑誌「少年画報」に1965年~1967年(昭和40年~42年)に連載されました。
『マグマ大使』は、一見多くの特撮ヒーローと同じように遠い星からやって来た存在のようですが、地球の創造主であるアースによって作られたロケット人(生きているロケット)という設定です。

 

『マグマ大使』はロケット人。そして妻子がいるのだ

ストーリーは地球侵略を企む宇宙の帝王ゴアが放つ敵たちとの戦いを描くもので、『マグマ大使』は村上マモル少年の吹く特殊な笛によって登場します。
作中には同じくロケット人である妻のモルと息子のガムが登場しますが、これは他のヒーロー漫画と比べて特徴的な設定のひとつと言えるでしょう。

 

すべてのエピソードがカラー放送された日本初の特撮ドラマ

1966年(昭和41年)から約1年間放送された『マグマ大使』の特撮テレビドラマは、放送開始日がウルトラマンより13日早かったことから、すべてのエピソードがカラー放送された日本初の特撮ドラマとして記録されています。
珍しく当時アニメ版は制作されなかったようで、OVEとしてリリースされたのは1992年(平成4年)になってからです。

 

マグマ大使のキャラクター商品を高額買取中です!

浅草玩具 マグマ大使 オートバイ ブリキ玩具

おもちゃ買取ドットJPでは、超合金、ソフビ、ブリキなど、マグマ大使のキャラクター商品を高額買取中です!

マグマ大使シリーズ買取

買取強化商品は、
「多田製作所 マグマ大使 スリムタイプ ゼンマイ式ブリキ玩具」
「DAITO マグマ大使 電車 ブリキ玩具」
「三浦トーイ マグマ大使 三輪 ゼンマイ式 」

などです。

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