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ツールナイフは持っておくと日常生活だけでなく、キャンプや釣りなどのアウトドアでもとても役に立つツールです。あまり馴染みがないという人もいるかもしれませんが、今回紹介するツールナイフを知ると、いろいろ欲しくなってしまうこと間違い無いでしょう。ではいってみましょう。
ツールナイフとは、別名アーミーナイフ、マルチツールナイフ、十徳(じっとく)ナイフ、多機能ナイフ、キャンピングナイフなどと呼ばれる、ドライバー・栓抜き・缶切りなどの機能がひとつに集約されたツールのことです。子どもが持てるようなものからキャンプの達人などが使う本格的なものまで、さまざまな種類のツールナイフが販売されています。
ツールナイフは、その多様性や利便性の高さから、世界中に愛用者やコレクターがいます。「アーミーナイフ」という名前からもわかるように、軍隊でも用いられています。それぞれのツールは折り畳みができ、コンパクトに収まるようになっています。
キャンピングや釣りなどのアウトドアで使われることが多く、釣りに特化したものは魚の鱗落としや針外しなどの機能が備わっています。キャンプ用としては方位磁石・はさみ・火をつけるための虫眼鏡などもあります。
どのツールが搭載されているかはメーカーによってもさまざまで、近年ではUSBメモリやLED懐中電灯などが搭載されたものもあります。ツールナイフということで、どのツールナイフも基本的にナイフが備わっていますが、日本では銃刀法の関係で正当な理由なくツールナイフを持ち歩いていると、違法になる可能性があるため注意する必要があります。
ツールナイフの歴史によれば、最古のものはローマ帝国で西暦200年頃に作られたとされるツールナイフがあります。およそ1991年に地中海で発見されたもので、フォークやスプーン、つまようじといった日常生活に便利なツールが集約されたツールナイフになっています。それが見つかるまでは、1897年にビクトリノックスのカール・エルセナーという人物や、ウェンガーなどによって作られ、サバイバルアイテムとして愛用されています。
ビクトリノックスやウェンガーはスイスの会社で、19世紀末にスイス軍の装備として製造を開始しました。そして今日でも同社の製品は高品質なツールナイフ製造会社として、世界中で圧倒的なシェアを誇っています。多くの軍隊で標準装備として取り入れられています。
一体どのようなツールナイフが製造・販売されているのか、ツールナイフを製造している代表的なメーカーやおすすめ商品を紹介します。
<VICTORINOX>
ツールナイフに詳しくない人でも、VICTORINOXの名前や十字マークを見たことがある人は多いのではないでしょうか。それもそのはず、VICTORINOXは世界的にツールナイフを代表する老舗ブランドとなっているのです。最大で29種のツールが搭載されたツールナイフがあります。
●VICTORINOX(ビクトリノックス) ナイフ スイスツールXプラス ラチェット 【国内正規品 保証付】 3.0339.L
<LEATHERMAN>
LEATHERMAN(レザーマン)は手の小さい人でも使いやすくカラフルな女性のためのモデル、救命救急や軍隊の標準装備として使われるモデル、身につける腕輪型のものなど、多くのモデルをリリースしているメーカーです。世界の100カ国以上の国で販売されており、多くの人に愛され続けています。
●LEATHERMAN(レザーマン) マルチツール FREE P4(フリー P4) ナイロンケース付き 【日本正規品】 25年保証 LTJマーク入
<AITOR>
AITOR(アイトール)は1939年にスペインで創業された会社です。もともとは銃器を製造するメーカーでしたが、現在ではナイフを主に製造しており、スペイン軍やNATO軍、ヨーロッパ各国の警察などに採用されています。見た目はほかのブランドのツールナイフと同じように見えますが、細部にわたってよく作り込まれており、信頼性の高い商品となっています。
●アイトール AITOR 286.1720 グラン、カンペロ ハンドル:10.5cm ポリアミド
<BUCK>
BUCK(バック)は1902年に創業を開始し、100年以上もの間、世界のナイフ界をリードしてきた会社で、これまで多数の人気商品を販売しています。現在でも多くのファンから支持され続けています。
<G・SAKAI>
G・SAKAI(ジー・サカイ)は「刃物の街」と呼ばれる日本の岐阜県で包丁・ツールナイフなどの制作を行なっている会社です。「二刀流ムサシ」や「小次郎一刀流など、日本のメーカーらしい名前のツールを販売しています。
●G・SAKAI(ジー・サカイ) 武蔵(ムサシ)2刀流 プラスワン
ツールナイフはいざというときのために備えておくものですので、携帯しておくと役に立つことがあります。ですが、銃刀法にも注意が必要です。そういったものにも気をつけながら、有効的に活用していきたいですね。
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