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ちょっといいヘッドホンを使ってみたい!

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ちょっといいヘッドホンを使ってみたい!

 

 

音楽を聴くときにヘッドホンを使っている人は、音質にもこだわって良いものを使ってみたいと感じることもあるのではないでしょうか。

そろそろ買い換えようと思っていてもどんなヘッドホンがいいのかわからないという初心者の方のために、良いヘッドホンの選び方を解説します。

■ヘッドホンについて

・ヘッドホンの種類

ヘッドホンの種類は大きく分けて、オープンエアー型とクローズド型に分かれます。
オープンエアー型とは、その名前が表しているように外に向かってオープンな、開放的な音質が出るタイプとなっています。
ヘッドホンの耳をあてる部分「イヤーカップ」には「ハウジング」という音を出す部分があります。
その部分を密閉せずに作られていますので、音が開放的に出力されるのですね。

一方、密閉されているものはクローズド型といわれています。
クローズド型は遮音性が高く、重低音が強く出るのが特徴となっています。
その密閉性の高さから外部の音を拾いにくいため、屋外での使用に適しています。
逆にオープンエアー型は外に音が漏れるため、どちらかというと屋内での使用に適しています。

・良いヘッドホンとは?

良いヘッドホンとは、何も価格が高いものというわけではありません。
もちろん高ければそれだけ品質も良くなりますが、通常音の好みは人によって違います。
例えば、低音が強めのほうがいいという人もいれば、弱めの人がいいという人もいます。
そのため、良いヘッドホンとは、自分の望むスペックを満たし、かつ心地よい音を出してくれるものといえます。

■良いヘッドホンの選び方

前述のとおり、自分の好みのヘッドホンを選べば、満足できる音を聴けるでしょう。
そのためのチェックポイントをもう少し詳しく解説していきます。

・使用目的から選ぶ

まずはじめに、使用目的を考えることが大事です。
それはどこで使用するかということです。
先ほど説明したように、基本的に屋内で使用するときはオープンエアー型を選び、屋外で使用するときはクローズド型を選ぶようにしましょう。
例外として、室内で使用したい場合で、周りの騒音をシャットアウトしたいというときは、クローズド型を使うのも一つの方法だと思います。

・スペックをチェック

良いヘッドホンを選びたいなら、スペックをチェックすることも大切です。
ヘッドホンのスペックは型式、ドライバー、出力音圧レベル、インピーダンス、再生周波数帯域、最大入力、質量、プラグ、コードなどがあります。

型式というのは、駆動方式のことで「ダイナミック型」と「バランスドアーマチュア型」があります。
特徴としては、ダイナミック型は低音再生が可能で最も一般的な型です。
バランスドアーマチュア型はクリアな音の再生が可能で、音楽を演奏する人がモニターヘッドホンとして使っています。

ドライバーはドライバー口径の大きさのことで、大きいほど音質が向上しますが、それだけ価格も上がります。

出力音圧レベルは感度とも呼ばれ、ヘッドホンから出力される音の強さを表します。
数値が大きいほど感度が高い=大きな音が得られるということです。

インピーダンスは電流に対する抵抗値のことで、値が低いほど音量が大きくなります。
ですが、その分ノイズが増えやすいというデメリットもあります。
そのため、インピーダンスは好みで選ぶことになるでしょう。
大きさとノイズのバランスがいいものを選ぶのがベストかもしれません。

再生周波数帯域は、再生できる低音域や高音域の数字を表したもので、範囲が広いとそれだけ性能はいいといえますが、広ければいいというわけでもありません。
この数値はあまり気にせず、できるなら実際の音を聴いてみるほうがいいでしょう。

最大入力はヘッドホンに流せる最大の電力値を表します。
この数値は大きさにこだわらなくてもよく、プレーヤーの最大出力より大きな数値であれば問題ありません。

質量は直接音質などに関係してくる数値ではなく、軽いほど耳や肩・首への負担が少なくなるというものです。
ヘッドホンは一般的に軽いものが多いですが、長時間使用しているとやはり負担に感じてきます。
そのため、習慣的に長時間使用する人は、少しでも軽いものを選ぶほうが得策といえます。

プラグはプレーヤーとの接続部分で、金属の質によって音質が変わると言われています。
銀メッキやロジウムメッキは高音域が伸びやすい、金メッキは中低域の音にフォーカスする、ニッケルメッキは中高域に優れ、低域が少し狭めという具合です。
人によって感じる感覚も違うため、あくまで参考程度にとどめてください。
購入前にはプラグのサイズをよく確認して買いましょう。

コードはヘッドホンによって長さが異なります。
1.2m〜3mの長さが一般的で、ポータブルオーディオなどに使われるヘッドホンは、長すぎると使いにくいため短めに設定されています。
音響機器と接続するものに関しては長めになっています。

■まとめ

ちょっと良いヘッドホンを選ぶためには、ヘッドホンの種類やスペックについて理解することが大切です。
最近では、インターネットで購入する人が増えていますが、パソコンの画面では、スペックなどは確認できても実際の音質までは分かりません。

一番良いのは目的のものを電気店などで実際に使用してみることです。
良いものはそれだけ価格も高くなりますので、慎重に選ぶことをおすすめします。